おくえつ号と越美北線 第三話

最近更新が止まってしまってすみません。このブログのサービス提供会社であるBiglobeのウェブリブログのサーバへの負荷集中が原因でログインできず、記事が投稿できないということがたびたびあるわけです。

では先日の続きです。


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福井からの列車は越前大野に定刻より10分遅れた10時14分に到着。私は越前大野で降りたんですが、列車は到着時間=発車時間となってすぐ発車しました。

私は列車を降りた後、駅舎を抜けて、駅周辺の出店を見て回る事にしました。とはいっても、興味の無いお菓子やら食べ物やらばっかりで、最初に足が止まったのは、キヨスクのテントでした。キヨスクのテントでは、越前かにめしや源のますのすしなどの駅弁がありましたが、「何して大野来てまで鱒寿司食べんなならんが。鱒寿司どもなーん食べた無いちゃ」って思ったので、テント右のほうへ目を移しました。
すると、おくえつ号のヘッドマークのレプリカが販売されていました。でもお値段見てびっくり、19000と書いてありました。ちょっと桁ひとつ多いんじゃないかと思い、店員に「これ19000円ですか」と聞いてみましたが、「これ金属製で19000円ね」と当たり前のように返されました。果たしてこの19000円を買っていった強者はいるのでしょうか。
まあ19000円は無理なので、500円のキーホルダーを買いました。表にヘッドマーク、裏にはキハ58が写っています。しかしこれまた突っ込みどころ満載で御座いまして、現役当時の「おくえつ」号は快速列車、今日の「おくえつ」号は普通列車にもかかわらず、キーホルダーの「おくえつ」号の種別幕には「急行」の表示があったり、またサボ受けの所に「能登路」シールが貼ってあったりと何かと面白い事になっています。

まあそれはさておき、出店をもっと奥まで歩いてみると、少し離れた所に白いテントがありました。その白いテントでは、鉄道の廃品市をやっていました。
廃品市というと、結構値段が張るイメージがあるのですが、今日のそれは、500円台ぐらいからあるので、手を出してみる事にしました。
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品物は、このようにサボや駅名板、製造銘板などがありますが、私は、500円の号車番号札を二つと500円の温度計一つ、1000円の検札パンチ一つ、1000円のプラ製の特急サボを一つ買うことにしました。号車番号札(駅のホーム上部に掛けられているやつ)は、早い者勝ちでの販売でしたが、それ以外は抽選での販売だったので、抽選券を書いて、抽選箱に入れました。

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11時10分、福井から「おくえつ」号がやってきました。
「おくえつ号」は、昭和55年10月から平成9年1月までの間、越美北線を運転していた臨時快速列車に使用した愛称名です。
往年の「おくえつ号」は、当初キハ23・52形式、後に現在越美北線を運転しているキハ120形式で運転を行いましたが、今回はキハ28・58形式(国鉄色)で運転します。
JR西日本プレスリリースより
との事です。正直な感想は、大糸線からタラコ色のキハ52形を借りてきて、更に山口のキハ23をタラコ色に塗りなおした上で持ってきて、より現役時代の「おくえつ」号に近づけて欲しかったと思うのですが、広クチのキハ23に到っては、稼動しているという話を聞いた事がないので、まあ無理でしょうけど…

おくえつ号を一通り撮り終わったら、食事をとることにしました。駅前の出店にも何かあったようですが、そこへは行かず、駅前のラーメン屋に入りました。そこで一番安い塩ラーメンを食べてきました。駅のそばに飲食店があるっていうのは本当に良い事です。
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ラーメン屋から出てくると、何やら駅前に行列が出来ていました。何の列だろうと思いましたが、聞くと「おくえつ」号の乗車整理券の行列だそうです。
私は慌ててその列に並びました。12時15分頃だったかと思いますが、並ばない訳にもいかず、40分の間、ずっと立ち尽くしで並び続けました。並んだ甲斐あってか、無事に整理券を確保する事ができました。

次に急いで鉄道廃品のテントに向かいました。先ほどの抽選のためです。
まず、検札パンチ1000円。あたり
温度計500円。あたり
特急サボ1000円。あたり
…という事で、全部当たってしまいました。補足しておくと、温度計というのは475系の車内などについているデジタル温度計で、電源は太陽電池で、大きさはエアコンのリモコンの半分くらいの大きさです。

さてさて、列車に乗車しなければならない時間となってきました。
キハ58形による「おくえつ」号はDMH17型エンジンを震わせて待っていました。
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私は久々の金サワ車に乗車しました。車内はすでに満席となっていて、立席を余儀なくされました。

今日の「おくえつ」号はキハ58形気動車なのですが、同じ30日、現役最後の58形使用の急行「みよし」が廃止され、キハ58形の長かった急行型車両という使命を終えました。同じ日という事で、キハ58の今までの功績を心の中で褒め称えながら、その思いを胸にして乗車しました。

列車は発車します。列車は大野の街中を抜け、広い田園地帯に出ます。やがて列車はトンネルをくぐり、山の中に入ります。沿線にはカメラの砲列が出来ていました。
復旧区間である美山~一乗谷を抜け、列車は再び広い田園地帯へ出ます。越前花堂まで来ると、特急サンダーバードが通り過ぎて行き、現実的なところに戻ったような気になりました。
福井駅手前では、車掌がオルゴールを流していました。私は鳴らないと思っていたので、録音はませんでした。今は馬鹿なことしたなという後悔のみが残ります…
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おくえつ号は福井駅で419系電車と並びました。両方とも国鉄時代の優等列車で活躍した車両ですが、今ではこんなに落ちぶれた姿になっていて、少し寂しさを感じます。
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さらに、おくえつ号が引き上げていった後、先ほどの419系と485系の200番台車がホームを挟んで並びました。これまた北陸をはじめ、日本全国の電車特急をここまで発展させた立役者であります。片方は今ではこのように食パンみたいな姿になっていますが、見かけることがありましたら、心の中で応援してあげたい車両です。もう先は長くないと思いますが、引退まで、無事故でがんばって欲しいものです。

重くなりますので、ここで一旦切って、明日は帰宅篇として帰宅時のいろいろな出会いについて紹介します。

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