元日津和野稲成ツアー(後編)

20_0044.JPG元日・JR西乗り放題きっぷを使った元旦ツアー後編です。

SL津和野稲成号を降り、レンタサイクルで太鼓谷稲成神社に初詣に行きました。

太鼓谷稲成神社は小高い山の上にあり、麓から階段沿いに立った千本鳥居を抜けていきます。

20_0034.JPG津和野では、広島より西の中国地方でよく見る石州瓦の街並みが広がっています。明治の小説家、森鷗外の生家もあります。

20_0049.JPGこの時期、山陽新幹線に乗って西に向かうと天気のよさに驚かされるものですが、この日も晴天。ただ山の上に位置するため風が吹きつけて寒かったです。

この太鼓谷稲成神社は島根県では有名な神社。山の上の限られた平地に位置するため、境内はとても人で込み合っていました。
なお、神籤を引きましたが今年も"大吉"。良いスタートダッシュを切れそうです。

20_0045.JPG津和野の市街地方向を見渡すと、川が流れており、その上を山口線の鉄橋が乗り越えています。
ここは島根県。この川は益田より日本海に流れていきます。一つ隣の駅は山口県で、川は周防灘に流れていきますので、島根と山口の境が分水嶺ということになります。

20_0055.JPG参拝を終え再び津和野駅へ戻ると、ターンテーブルで転回し終えたSL津和野稲成号が出発の準備をしていました。

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西日を浴び出発を待つD51は非常に力強く見えました。この鉄の塊から1,400馬力のパワーが生み出されるというわけです。

20_0059.JPG帰路はナハ35形に乗車。ナハというのは30t前後の客車に付けられる重量記号で、原型式の35型には存在しません。
同じ鋼製車体ではありますが、冷房装置や台車の軽量化によりナ級が誕生した模様。それでも旧国鉄フォントなどディテールには徹底的にこだわっています。

20_0061.JPG山口駅に着くころにはもうすっかり暗くなり、夜汽車の雰囲気を漂わせています。いっそ次の湯田温泉駅で降りて一泊してしまいたいと思っていたところ、ボックスの向かいの席に若い母娘が乗車。

「まさかSLに乗れるなんて思わなかったね、待った甲斐があったね」
「いい思い出になったね」「次に乗る電車はいつもの黄色の電車だよ。楽しみだね」

なんて幸せなご家族なんでしょうか。きっと今日のことは保育園ぐらいのお子さんの記憶にも残ることでしょう。

20_0062.JPG新山口駅で列車を降り、ふぐ料理が食べれる店を探しましたが、あいにく正月のためどの店も休業中(当たり前)。
ふぐ刺しが食べたかったなぁ…

20_0063.JPG新山口よりのぞみに乗車。金沢までの長い帰路につきます。
それにしても今どきの新幹線はコンセントも付いているし、山陽では喫煙ルームも完備されているしとても快適。

20_0065.JPGどうしてもふぐが食べたかったため、新山口駅のキヨスクでふく福飯を調達。また酒好きで知らない人はいないであろう山口の銘酒「獺祭」も手に入れました。
最近では獺祭を飲める店も多いですが、やっぱり地元で調達した獺祭は一味違います(例えはおかしいですが、道内で買うサッポロクラシックと同じ感覚)。

欲を言えばふく福飯ではなく元祖の「ふくめし」が美味しいのですが、今回は手に入りませんでした。
かつてのムーンライト九州で、下関の機関車付け替えの時間に購入した思い出が蘇ります(当時のブログ記事)。駅弁業者の廃業により現在は違う業者が販売しているようです。

獺祭でベロンベロンに酔っ払いながらも無事に新大阪で乗り換え、サンダーバードで爆睡しながら帰りました。
今回も楽しい旅でした。

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